名物“焼き芋リヤカー”で窃盗か リュックの人物が…自転車を 「老人ホームに行けない」


概要

高温の石焼き釜の中に敷き詰め、およそ3時間、じっくり熱を加えてできあがったのは、染み出した蜜でトロトロになった秋の味覚・焼き芋。

岐阜市の柳ケ瀬商店街で販売されているこだわりの焼き芋は、FNNでも特集されている。

岐阜駅のすぐそばでは、昔ながらのリヤカースタイルで移動販売も行っている。

客「甘いっすわ。本当に甘い!」

常連客も多くいるというこの人気焼き芋店で、大切な商売道具が盗まれる事件が起きた。

日付けの変わった7日午前0時過ぎ、人通りのない商店街を、画面左からリュックを背負った人物が真っすぐ歩いてくる。

向かった先にあったのは自転車。

すると、自転車のハンドルに手をかけ、そのまま押して持ち去った。
犯行時間は、わずか7秒ほど。

別の防犯カメラ映像には、その後、自転車に乗って立ち去る様子が記録されていた。

岐阜お芋屋の店主・坂本俊雄さん「僕にとっては通勤でも使いますし、仕事でも使います。本当、生活に必要なものです」

盗まれた自転車は、およそ4万円。
リヤカーで焼き芋を売る際には、自転車で引いて移動することもあるという。そのため…。

岐阜お芋屋の店主・坂本俊雄さん「ちょっと遠くのとこ行くときとかは、自転車にリヤカーをつないで行ったりするが、来週も老人ホームの方から来てほしいということで、行く予定だったが、自転車がなくなってしまったので難しいかなと思ってます」

予定していた老人ホームへの出張販売を断念する可能性もあるという。

岐阜お芋屋の店主・坂本俊雄さん「(自転車は)買ってまだ半年ぐらい。自転車が返ってきてほしいというのと、こういうのはやめていただきたいなと」

FNNプライムオンライン
https://www.fnn.jp/


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