概要
中国内陸部の西安市で11日、大雨による洪水が起きた。
濁流に押されるように、ゆっくりと流されていく自動車。
流される人を助けようと手を差し伸べた人も、流れに足を取られてしまう。
建物の中にも、濁流が勢いよく流れ込んでいた。
西安市では、11日午前8時から局地的に大雨が降り、現地の気象当局によると、一部の地域では1時間の雨量が61.8mmに達した。
町中が冠水し、濁った水の中で、自転車をこぐ人の姿も見られた。
この雨の影響で、道路が冠水するなどの被害が出たが、けが人は出ていないという。
中国で大雨に見舞われたのは、西安市だけではなかった。
バルコニーの下で悠々と泳いでいるのは…ワニ。
中国南部の広東省でも大雨が降った。
この雨でワニの養殖場が浸水し、中にいたワニ75匹が施設から逃げ出した。連日の大雨の影響で、ワニ養殖場周辺の水位が上がり、その結果、フェンスを越えて水が流れたという。
現地では、地元政府や施設の関係者などが逃げたワニを捜索。
その手には銃のようなものも見える。捕獲されたワニは、口と手足を縛られ、横たわっているが、これまでに捕獲されたは8匹。
現在も多くのワニが逃走中だ。FNNプライムオンライン
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