92歳のスーパーおじいちゃん 100メートルを19秒で爆走! 3冠達成


概要

勢いよく飛び出したのは、田中博男さん、御年92歳。

フィリピンで行われた、アジアマスターズ陸上競技選手権。

90歳から94歳が出場する100メートルで、田中選手は最後までスピードを落とすことなく、のびやかな走りを見せると、19秒23の好タイムで金メダルに輝いた。

年代別に行われた今大会。
1つ下の85歳から89歳のクラスの優勝者よりも2秒以上も速く、その記録のすごさがわかる。

田中さんは、自身が世界記録を持つ100メートルだけでなく、200メートルと400メートルでも金メダルに輝き、アジアの舞台で3冠を達成。

“スーパーおじいちゃん”ぶりを発揮した田中さんだが、驚くことに、学生時代は人前で走るのが恥ずかしく、陸上部に入っていなかったという。

マスターズ陸上“3冠”田中博男さん「退職後は“何かしないとならんな”と思っていたが、小学校のころから足が自慢だったので。そのこと(恥ずかしさ)はすっかり吹っ飛んじゃてですね」

定年後から始めた陸上。
週5日、仲間とともにトレーニングに励んでいるという。

田中さん「よもやま話に花を咲かせながら(トレーニング)。これが、何よりもわたしの陸上競技の最高にラッキーなことですね」

御年92歳の韋駄天(いだてん)は、まだまだ満足していない。

田中さん「また(上のクラスでも)世界記録を狙ってみたり、そこそこ意欲満々でございます! はっはっはっはっはっはっはっ!」

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