学生が驚きの発想で作ったドミノ倒しが今、SNSで話題を呼んでいる。
カタカタと小気味よい音を立てて次々と倒れていく赤いドミノ。
すべて倒れたかと思いきや再び起き上がり、倒れ続けている。大阪大学の学生が作った、その名も「無限ドミノ」。
材料は、おもちゃのレゴブロック。ドミノをよく見てみると、黒いレールの部分や真ん中の黄色い部分もレゴブロックでできていることがわかる。
この動画が公開された翌日には、1万5,000件のいいねも。
SNS上では、「発想がすごい!」、「天才現る」と絶賛の声であふれている。レゴでドミノ倒しを作ろうという発想が面白いが、このニュースについて、ネット取材部の井上義則部長に聞いた。
――「無限ドミノ」はどういった仕組みになっているのか?
無限ドミノをよく見てみると、黒いレーンの上のドミノが全て倒れると、センサーが反応して黒いレーンがくるりと回転し、下にぶら下がっていたドミノが直立のまま起き上がって、そして再び倒れるという仕組みになっている。
主なパーツはすべてレゴで、約1,500ピース使われている。
――何でこれを作ろうと思ったのか、その発想はどこから来たのか?
この制作した大阪大学4年生の学生に聞いてみたところ、きっかけは突然ひらめいたとのことだが、もともとは音にもあるという。
「タタタタタッ」というドミノが倒れる音が非常に気持ちがいい、音をずっと聴いていられると、“ドミノの音”に魅力を感じていたことがその理由の1つだったという。
――モーターのような仕組みで、くるっと回転しているということか?
さすがにモーターはレゴではないと思うが、センサーとモーターでうまくやっているとみられる。
本人はもともと大学のレゴ部に所属し、大学の学祭向けに制作をしたというが、SNSを見て学祭にやってきた人は、「実際に見た方がもっと面白く感じた」と話していたという。
倒れても起き上がる無限ドミノとして、少し縁起が良さそうに思われる。
次なる作品も楽しみだ。
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