概要
「音」で電気を作れる超薄型シートが開発されました。
声を出すと同時にマスクに付けられたLEDが点滅しているのが分かります。
会話や音楽など周りの環境の音で発電できるこのシートは、厚さがわずか0.05ミリの3層のナノファイバーで構成されています。
音の振動で発電するため、耐久性が課題となり薄くするのは困難とされていましたが、開発した東京大学大学院の研究チームによりますと、世界最高レベルの発電効率を実現できたということです。
音は、太陽光や温度差での発電に比べて気候の影響を受けにくく、持続的な電力源として注目を集めています。
研究チームは今後、動作による発電の開発や効率性を高めていきたいと話しています。
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